最後の節分

今年の節分、ぶすねこ家での最後の節分になりそう。

季節の行事はなるべくやろうと思っていたぶすねこ。
娘たちが小さい頃は近くの神社に、本格的な鬼に豆をぶつける節分を見に行ったもの。
能面のような本格的な鬼のお面に小さい娘たちが泣いたのをよく覚えている。
その神社の節分も、小学校に入ると友達と行くようになり、小学校も高学年になると学校が終わってからでは間に合わなくなり、そして中学校へ入ると全く興味をなくした。
家では毎年恵方巻と豆まきはやっていたのだけれど、みーが寮へ入ってしまってからは『鬼は～外！！』が出来なくなってしまった。
ぶすねこは実家で、家族全員が家に居ないと『鬼は～外！！』は言ってはいけないと教わっていた。だからみーが家に居ない状態では『福は～内！！』だけの豆まきとなっていた。
それに加えて今年はさくっちょが受験生なので、土曜日はほぼ一日塾で、夕飯は４時半に一度帰ってきて、また５時半に間に合うように塾に戻るというハードスケジュールだった。なので、４時半までに恵方巻を作って待っていて、さくっちょが帰ってきたら急いで食べて送り出す。また帰ってきた夜の１０時近くから『福は～内！！』だけの豆まきと、なんだかさびしい節分になってしまった。毎年恵方巻は娘たちと作っていたのに、一人で作る恵方巻は本当に寂しかった。
あ～、子育ては終わったなぁと実感。
今年で節分行事は最後にしようと思った。